Bible-Server.org  
 
 
Praise the Lord, all ye nations      
Psalms 117:1       
 
enter keywords   match
 AND find keywords in

Home Page
Genesis
創世記
Exodus
出エジプト記
Leviticus
レビ記
Numbers
民数記
Deuteronomy
申命記
Joshua
ヨシュア記
Judges
士師記
Ruth
ルツ記
1 Samuel
サムエル記上
2 Samuel
サムエル記下
1 Kings
列王紀上
2 Kings
列王紀下
1 Chronicles
歴代志上
2 Chronicles
歴代志下
Ezra
エズラ記
Nehemiah
ネヘミヤ記
Esther
エステル記
Job
ヨブ記
Psalms
詩篇
Proverbs
箴言
Ecclesiastes
伝道の書
Song of Solomon
雅歌
Isaiah
イザヤ書
Jeremiah
エレミヤ書
Lamentations
哀歌
Ezekiel
エゼキエル書
Daniel
ダニエル書
Hosea
ホセア書
Joel
ヨエル書
Amos
アモス書
Obadiah
オバデヤ書
Jonah
ヨナ書
Micah
ミカ書
Nahum
ナホム書
Habakkuk
ハバクク書
Zephaniah
ゼパニヤ書
Haggai
ハガイ書
Zechariah
ゼカリヤ書
Malachi
マラキ書
Matthew
マタイによる福音書
Mark
マルコによる福音書
Luke
ルカによる福音書
John
ヨハネによる福音書
Acts
使徒行伝
Romans
ローマ人への手紙
1 Corinthians
コリント人への第一の手紙
2 Corinthians
コリント人への第二の手紙
Galatians
ガラテヤ人への手紙
Ephesians
エペソ人への手紙
Philippians
ピリピ人への手紙
Colossians
コロサイ人への手紙
1 Thessalonians
テサロニケ人への第一の手紙
2 Thessalonians
テサロニケ人への第二の手紙
1 Timothy
テモテヘの第一の手紙
2 Timothy
テモテヘの第二の手紙
Titus
テトスヘの手紙
Philemon
ピレモンヘの手紙
Hebrews
ヘブル人への手紙
James
ヤコブの手紙
1 Peter
ペテロの第一の手紙
2 Peter
ペテロの第二の手紙
1 John
ヨハネの第一の手紙
2 John
ヨハネの第二の手紙
3 John
ヨハネの第三の手紙
Jude
ユダの手紙
Revelation
ヨハネの黙示録
 
 

 
 
translate into
サムエル記下 Chapter18
 
1 さてダビデは自分と共にいる民を調べて、その上に千人の長、百人の長を立てた。
 
2 そしてダビデは民をつかわし、三分の一をヨアブの手に、三分の一をゼルヤの子ヨアブの兄弟アビシャイの手に、三分の一をガテびとイッタイの手にあずけた。こうして王は民に言った、「わたしもまた必ずあなたがたと一緒に出ます」。
 
3 しかし民は言った、「あなたは出てはなりません。それはわれわれがどんなに逃げても、彼らはわれわれに心をとめず、われわれの半ばが死んでも、われわれに心をとめないからです。しかしあなたはわれわれの一万に等しいのです。それゆえあなたは町の中からわれわれを助けてくださる方がよろしい」。
 
4 王は彼らに言った、「あなたがたの最も良いと思うことをわたしはしましょう」。こうして王は門のかたわらに立ち、民は皆あるいは百人、あるいは千人となって出て行った。
 
5 王はヨアブ、アビシャイおよびイッタイに命じて、「わたしのため、若者アブサロムをおだやかに扱うように」と言った。王がアブサロムの事についてすべての長たちに命じている時、民は皆聞いていた。
 
6 こうして民はイスラエルに向かって野に出て行き、エフライムの森で戦ったが、
 
7 イスラエルの民はその所でダビデの家来たちの前に敗れた。その日その所に戦死者が多く、二万に及んだ。
 
8 そして戦いはあまねくその地のおもてに広がった。この日、森の滅ぼした者は、つるぎの滅ぼした者よりも多かった。
 
9 さてアブサロムはダビデの家来たちに行き会った。その時アブサロムは騾馬に乗っていたが、騾馬は大きいかしの木の、茂った枝の下を通ったので、アブサロムの頭がそのかしの木にかかって、彼は天地の間につりさがった。騾馬は彼を捨てて過ぎて行った。
 
10 ひとりの人がそれを見てヨアブに告げて言った、「わたしはアブサロムが、かしの木にかかっているのを見ました」。
 
11 ヨアブはそれを告げた人に言った、「あなたはそれを見たというのか。それなら、どうしてあなたは彼をその所で、地に撃ち落さなかったのか。わたしはあなたに銀十シケルと帯一筋を与えたであろうに」。
 
12 その人はヨアブに言った、「たといわたしの手に銀千シケルを受けても、手を出して王の子に敵することはしません。王はわれわれが聞いているところで、あなたとアビシャイとイッタイに、『わたしのため若者アブサロムを保護せよ』と命じられたからです。
 
13 もしわたしがそむいて彼の命をそこなったのであれば、何事も王に隠れることはありませんから、あなたはみずから立ってわたしを責められたでしょう」。
 
14 そこで、ヨアブは「こうしてあなたと共にとどまってはおられない」と言って、手に三筋の投げやりを取り、あのかしの木にかかって、なお生きているアブサロムの心臓にこれを突き通した。
 
15 ヨアブの武器を執る十人の若者たちは取り巻いて、アブサロムを撃ち殺した。
 
16 こうしてヨアブがラッパを吹いたので、民はイスラエルのあとを追うことをやめて帰った。ヨアブが民を引きとめたからである。
 
17 人々はアブサロムを取って、森の中の大きな穴に投げいれ、その上にひじょうに大きい石塚を積み上げた。そしてイスラエルはみなおのおのその天幕に逃げ帰った。
 
18 さてアブサロムは生きている間に、王の谷に自分のために一つの柱を建てた。それは彼が、「わたしは自分の名を伝える子がない」と思ったからである。彼はその柱に自分の名をつけた。その柱は今日までアブサロムの碑ととなえられている。
 
19 さてザドクの子アヒマアズは言った、「わたしは走って行って、主が王を敵の手から救い出されたおとずれを王に伝えましょう」。
 
20 ヨアブは彼に言った、「きょうは、おとずれを伝えてはならない。おとずれを伝えるのは、ほかの日にしなさい。きょうは王の子が死んだので、おとずれを伝えてはならない」。
 
21 ヨアブはクシびとに言った、「行って、あなたの見た事を王に告げなさい」。クシびとはヨアブに礼をして走って行った。
 
22 ザドクの子アヒマアズは重ねてヨアブに言った、「何事があろうとも、わたしにもクシびとのあとから走って行かせてください」。ヨアブは言った、「子よ、おとずれの報いを得られないのに、どうしてあなたは走って行こうとするのか」。
 
23 彼は言った、「何事があろうとも、わたしは走って行きます」。ヨアブは彼に言った、「走って行きなさい」。そこでアヒマアズは低地の道を走って行き、クシびとを追い越した。
 
24 時にダビデは二つの門の間にすわっていた。そして見張りの者が城壁の門の屋根にのぼり、目をあげて見ていると、ただひとりで走ってくる者があった。
 
25 見張りの者が呼ばわって王に告げたので、王は言った、「もしひとりならば、その口におとずれがあるであろう」。その人は急いできて近づいた。
 
26 見張りの者は、ほかにまたひとり走ってくるのを見たので、門の方に呼ばわって言った、「見よ、ほかにただひとりで走って来る者があります」。王は言った、「彼もまたおとずれを持ってくるのだ」。
 
27 見張りの者は言った、「まっ先に走って来る人はザドクの子アヒマアズのようです」。王は言った、「彼は良い人だ。良いおとずれを持ってくるであろう」。
 
28 時にアヒマアズは呼ばわって王に言った、「平安でいらせられますように」。そして王の前に地にひれ伏して言った、「あなたの神、主はほむべきかな。主は王、わが君に敵して手をあげた人々を引き渡されました」。
 
29 王は言った、「若者アブサロムは平安ですか」。アヒマアズは答えた、「ヨアブがしもべをつかわす時、わたしは大きな騒ぎを見ましたが、何事であったか知りません」。
 
30 王は言った、「わきへ行って、そこに立っていなさい」。彼はわきへ行って立った。
 
31 その時クシびとがきた。そしてそのクシびとは言った、「わが君、王が良いおとずれをお受けくださるよう。主はきょう、すべてあなたに敵して立った者どもの手から、あなたを救い出されたのです」。
 
32 王はクシびとに言った、「若者アブサロムは平安ですか」。クシびとは答えた、「王、わが君の敵、およびすべてあなたに敵して立ち、害をしようとする者は、あの若者のようになりますように」。
 
33 王はひじょうに悲しみ、門の上のへやに上って泣いた。彼は行きながらこのように言った、「わが子アブサロムよ。わが子、わが子アブサロムよ。ああ、わたしが代って死ねばよかったのに。アブサロム、わが子よ、わが子よ」。
 
 

  [ Prev ] 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | [ Next ]